【設備専門商社とは? 第3回】配管資材にはどんな種類があるの? 身近な暮らしを支えるパイプの世界

皆さんは「配管」と聞くと、どのようなものを想像しますか?

水道管や排水管などを思い浮かべる方が多いかもしれません。

実は配管にはさまざまな種類があり、水やお湯だけでなく、空気・ガス・蒸気・油など、運ぶものによって使用する材料が異なります。

今回は、私たち設備専門商社が取り扱う代表的な配管資材についてご紹介します。

① 身近な設備で活躍する「塩ビ管」

住宅や建物の設備工事で広く使用されているのが、塩ビ管(硬質ポリ塩化ビニル管)です。

比較的軽量で、さびにくく、加工しやすいことが特徴です。

代表的な種類には、次のようなものがあります。

VP管:肉厚の塩ビ管で、給水や排水など、用途や仕様に応じて使用されます。

VU管:VP管より管の厚みが薄く、主に自然流下の排水・通気配管に使用されます。

HIVP管(HI管):耐衝撃性を高めた塩ビ管で、主に給水配管などに使用されます。

HT管:耐熱性を高めた塩ビ管で、給湯配管などに使用されます。

見た目が似ていても、用途や性能が異なるため、適切な使い分けが必要です。

② 鉄管やステンレス管も重要な配管材料

配管材料には、金属製のものもあります。

例えば、SGPと呼ばれる配管用炭素鋼鋼管は、空調設備や各種設備配管などで使用されています。

また、耐食性に優れたステンレス鋼管は、給水設備や工場設備など、幅広い分野で活躍しています。

このほか、銅管やポリエチレン管、架橋ポリエチレン管などもあり、建物の用途や設備の条件に応じて選定されます。

③ パイプをつなぐ「継手」も欠かせません

配管工事では、パイプをつなぐための「継手(つぎて)」も必要です。

配管の方向を変える「エルボ」、途中で分岐させる「チーズ」、管同士をつなぐ「ソケット」など、さまざまな形状があります。

また、塩ビ管の継手には、圧力配管などに使用するTS継手や、排水用のDV継手・VU継手などがあります。

管と継手は、呼び径が同じでも必ずしも自由に組み合わせられるわけではありません。

接続する管の種類や用途に適合した継手を選ぶことが大切です。

④ 専門商社には商品知識が求められます

配管資材は、材質・サイズ・使用温度・圧力・接続方法などによって多くの種類に分かれています。

そのため、設備専門商社には、お客様の必要とする商品を正確に把握し、適切な資材を手配する役割があります。

株式会社群馬管材センターでは、上下水道資材や管工機材、住宅設備機器などを取り扱い、地域の設備工事を支えています。

普段は壁の中や地面の下に隠れている配管ですが、私たちの快適な暮らしを支える大切な存在です。

次回は「なぜ専門商社には豊富な在庫が必要なのか?」をご紹介します。

株式会社群馬管材センター